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フェアレディ、その車名の由来

フェアレディの系譜をたどると、そのままスポーツカー発展史につながります。今からざっと40年前の昭和36年(1961)、当時の川又克二社長が渡米した際のこと、たまたまブロードウェイでロングランをつづけるミュージカル「マイフェアレディ」の話を聞き、ちょうど北米で発売しようとしていたダットサンスポーツカーの改良型(SPL213型)も、これにあやかりたいと願って「フェアレディ」と命名したのでした。
フェアレディの前身、ダットサンスポーツ(S211型)は、その2年前の昭和34年(1959)のロサンゼルス輸入車ショーで人気となり、対米輸出を開始したばかりでしたから、この改良型に付けられた新しい名前は話題作りにも一役買って、販売に大きな勢いを付ける結果ともなりました。
初代フェアレディとなったSPL213型(1,189cc、60ps)の発売は昭和36年(1961)。一般に初代と誤解されているSP310型(1,488cc、71ps、85万円)は昭和37年(1962)の発売、クローズドボディのフェアレディZは、昭和44年(1969)の発売です。
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1958年夏に完成した(発売は'59年6月)ダットサンスポーツS211型。988cc・34PSのダットサン211型のシャシーにFRP製オープン4シーターのボディを架装。最高速は115km/hでした |